コラム
終活を成功させるポイント！
終活という言葉をご存じでしょうか。近年では、終活セミナーなども開かれるほど、認知されてきています。終活とは人生の締めくくりの時期をどのようにして充実させるかを決める大切な活動です。こちらでは、終活を成功させるためのポイントを紹介していますので、参考にしてみてください。
エンディングノートを書こう
最近では、書店でもエンディングノートが購入できるようになっています。ただ、せっかく購入しても何を書いていいか分からず放置してしまう方が多いと言われています。何を書けば良いのか迷っている場合は、まず簡単なことから書き始めることをおすすめします。例えば、家族への感謝の気持ちや、自分に介護が必要になった時や亡くなった時にどのように対応してほしいかを書いてみてください。明確に記載しておくことで、家族もいざという時に迷わず行動することができます。最期だからこそ残せる言葉もあると思いますので、そんな自分の正直な気持ちや家族への想いを綴ることがエンディングノートを作成する上で最も大切なポイントと言えます。
大切なことは遺言書に残す
エンディングノートと遺言書の最も大きな違いは、法的効力の有無です。エンディングノートは気軽に書くことができる分、法的な効力はありません。そのため、どれだけ丁寧に書いていたとしても、その内容に従うかどうかは相続人の判断となってしまいます。そのため、遺産相続など大切なことは遺言書にしっかりと書きとめておくことが大切です。遺言書がなかったことで、仲の良かった家族間でトラブルが発生したケースも実際にあるので、遺言書はしっかりと残すようにしましょう。
元気なうちに取り組むことが大切
高齢になると、いつ、何が自分の身に起こるか分かりません。後悔しないためにも、元気なうちから終活に取り組むことが大切です。例えば、遺族が遺品整理で迷わないために、不必要な物や遺産として価値がない物などは生前整理で先に処分しておくようにしましょう。物が多く残っているほど遺品整理に時間がかかってしまいますので、遺族の負担を軽減するためにも、生前整理で荷物を最小限にまとめておくことをおすすめします。
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